“ぐわいゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
外囲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北は京橋通の河岸かしで、書院の庭から見れば、対岸天満組の人家が一目に見える。たゞ庭の外囲ぐわいゐに梅の立木たちきがあつて、少し展望をさへぎるだけである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
紅海に出でて四日よつか目の夜は睡眠の欲と外囲ぐわいゐの苦しさとに枕持ちて甲板かふばんの籐椅子をとことしにで申しさふらふ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)