“そうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソウリ
語句割合
総理25.0%
操履25.0%
沢入12.5%
草履12.5%
草裡12.5%
草里12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この問題は、自分の知らぬ世界で随分ずいぶん発展した。私は十数年の後になって知ったことだが、ある大臣は、金森を首にしなければ、内閣から出るとまで言って、総理そうりに迫ったということである。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
天下の批議を所以ゆえんなるをはかりてはばかるか、はた又真に天下読書の種子の絶えんことをおそるゝか、そもそも亦孝孺の厳厲げんれい操履そうり、燕王の剛邁ごうまいの気象、二者あいわば、氷塊の鉄塊とあい
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
袈裟丸山は地方では沢入そうりの袈裟丸と呼ばれている、何でも其村から登れるということであるが、判然したことは知らない。
望岳都東京 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
平次はフラフラと首をしゃくって、草履そうりを突っかけます。鼻緒はなおがなかなか足の指にはまりません。
こうしてもとの草裡そうりに隠れてしまったが、この諸葛氏しょかつしなる一門からは、この三国分立時代に、三人の将相を同族から出していたのみでなく、その各〻が、蜀、魏
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いずれにしても焼畑のしばしば行われ、また地形のそれに適する区域を、甲州などは何々草里そうりといい、駿河・遠江とおとうみではゾウレといって、地図にはよく蔵連などという文字が宛ててある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)