“せいはんたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正反対60.0%
正反對40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
細君さいくんはそれと正反対せいはんたいに、色の青白あおじろい、細面ほそおもてなさびしい顔で、用談ようだんのほかはあまり口はきかぬ。声をたてて笑うようなことはめったにない。そうかといって、つんとすましているというでもない。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
しかりしのちの(一人坊主ひとりばうず)は、さきとは正反對せいはんたい位置ゐちちて、乘合のりあひをしてかへりてわれあるがためにふね安全あんぜんなるをたしかめしめぬ。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
餘談よだんわたるがそうじて歐米おうべい慣習くわんれい日本にほん慣習くわんしふとがまつた正反對せいはんたいである實例じつれいはなはおほい。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)