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すべりお
ふりがな文庫
“すべりお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
滑落
33.3%
滑降
33.3%
辷落
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滑落
(逆引き)
弦月丸
(
げんげつまる
)
出港
(
しゆつかう
)
のみぎりに
檣燈
(
しやうとう
)
の
微塵
(
みじん
)
に
碎
(
くだ
)
けたのを
見
(
み
)
て『
南無阿彌陀佛
(
なむあみだぶつ
)
、
此
(
この
)
船
(
ふね
)
には
魔
(
ま
)
が
魅
(
みい
)
つて
居
(
を
)
るぜ。』と
呟
(
つぶや
)
いた
英國
(
エイこく
)
の
古風
(
こふう
)
な
紳士
(
しんし
)
は
甲板
(
かんぱん
)
から
自分
(
じぶん
)
の
船室
(
へや
)
へ
逃
(
に
)
げ
込
(
こ
)
まんとて
昇降口
(
しようかうぐち
)
から
眞逆
(
まつさかさま
)
に
滑落
(
すべりお
)
ちて
腰
(
こし
)
を
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
すべりお(滑落)の例文をもっと
(1作品)
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滑降
(逆引き)
竹から竹を傳はつて
枳殼垣
(
からたちがき
)
を越え、
椎
(
しひ
)
の
樹
(
き
)
を
滑降
(
すべりお
)
りて、下の往來に立つたのは、思ひも寄らぬ見事な體術です。
銭形平次捕物控:141 二枚の小判
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
すべりお(滑降)の例文をもっと
(1作品)
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辷落
(逆引き)
これは外套の頭巾ばかりを
木菟
(
みみずく
)
に被って、藻抜けたか、
辷落
(
すべりお
)
ちたか、その
魂魄
(
こんぱく
)
のようなものを、片手にふらふらと提げている。渚に聞けば、竹の皮包だ——そうであった。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すべりお(辷落)の例文をもっと
(1作品)
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