トップ
>
すぎかわぶき
ふりがな文庫
“すぎかわぶき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
杉皮葺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杉皮葺
(逆引き)
家は
杉皮葺
(
すぎかわぶき
)
の小さなもので、部屋二つに水屋。うしろに物置小屋があるだけの、極めて簡素なものであった。東がわの小部屋には机を置き、南面の八帖には炉を切った。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
不図
(
ふと
)
気
(
き
)
がついて
見
(
み
)
ると、
向
(
むか
)
うの
崖
(
がけ
)
を
少
(
すこ
)
し
削
(
けず
)
った
所
(
ところ
)
に
白木造
(
しらきづく
)
りのお
宮
(
みや
)
が
木葉隠
(
このはがく
)
れに
見
(
み
)
えました。
大
(
おおき
)
さは
約
(
やく
)
二
間
(
けん
)
四
方
(
ほう
)
、
屋根
(
やね
)
は
厚
(
あつ
)
い
杉皮葺
(
すぎかわぶき
)
、
前面
(
ぜんめん
)
は
石
(
いし
)
の
階段
(
かいだん
)
、
周囲
(
ぐるり
)
は
濡椽
(
ぬれえん
)
になって
居
(
お
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
杉皮葺
(
すぎかわぶき
)
の仮屋根の下に墨黒々と「
彰忠
(
しょうちゅう
)
」の二大字を書いた
板額
(
いたがく
)
が
掲
(
かか
)
って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
すぎかわぶき(杉皮葺)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
すぎかわぶ