“じつぽ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
十歩50.0%
實甫50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人(みたり)は家(いへ)を出(い)で、朝霧(あさぎり)深(ふか)き海岸(かいがん)を北(きた)へと進(すゝ)んだ。武村兵曹(たけむらへいそう)は猛犬(まうけん)の稻妻(いなづま)を從(したが)へて、常(つね)に十歩(じつぽ)ばかり前(さき)へ進(すゝ)むので、私(わたくし)と大佐(たいさ)とは相(あひ)並(なら)んで歩(あゆ)んだが、一言(いちごん)も無(な)い。あゝ、其(その)秘密(ひみつ)なる發明(はつめい)とは何(なん)であらう。
詩を善くし書を善くして、一時の名流に交つた。文政四年に七十の賀をした時、養拙齋高岡秀成、字は實甫(じつぽ)と云ふものが壽序を作つて贈つた。二本傳次の妻は東里が長女の第八女であつた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)