實甫じつぽ)” の例文
詩を善くし書を善くして、一時の名流に交つた。文政四年に七十の賀をした時、養拙齋高岡秀成、字は實甫じつぽと云ふものが壽序を作つて贈つた。二本傳次の妻は東里が長女の第八女であつた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)