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しらん
ふりがな文庫
“しらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
紫蘭
60.0%
紫嵐
20.0%
芝蘭
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紫蘭
(逆引き)
かつて持主が誇った庭園はよもぎの山と化し、かやが風にゆらぎ、黄菊、
紫蘭
(
しらん
)
などの野草が僅かに秋の風情を伝えるばかり。草むらに鳴く虫の声も古き恨みを告げている。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
しらん(紫蘭)の例文をもっと
(6作品)
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紫嵐
(逆引き)
沖
(
おき
)
なる
島山
(
しまやま
)
の
頂
(
いたゞき
)
は
紫嵐
(
しらん
)
に
包
(
つゝ
)
まれ、
天地
(
てんち
)
見
(
み
)
るとして
清新
(
せいしん
)
の
氣
(
き
)
に
充
(
み
)
たされて
居
(
ゐ
)
る
時
(
とき
)
、
濱
(
はま
)
は
寂寞
(
じやくばく
)
として
一
(
いつ
)
の
人影
(
じんえい
)
なく、
穩
(
おだや
)
かに
寄
(
よ
)
せては
返
(
か
)
へす
浪
(
なみ
)
を
弄
(
ろう
)
し
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
しらん(紫嵐)の例文をもっと
(2作品)
見る
芝蘭
(逆引き)
今宵は
芝蘭
(
しらん
)
の鉢の香りゆかしき窓、茶煙一室を
罩
(
こ
)
め、沸る湯の音
暢
(
のび
)
やかに、門田の蛙さへ
歌声
(
かせい
)
を添へて、日頃無興にけをされたる胸も物となく安らぎ候まゝ、思ひ寄りたる二つ三つ
渋民村より
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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(2作品)
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