トップ
>
芝蘭
>
しらん
ふりがな文庫
“
芝蘭
(
しらん
)” の例文
しかしわたしは
未
(
いま
)
だかつて感得したことが無い。わたしは長くここに住んでいるから「
芝蘭
(
しらん
)
の室に入れば久しうしてその香を聞かず」
鴨の喜劇
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
今宵は
芝蘭
(
しらん
)
の鉢の香りゆかしき窓、茶煙一室を
罩
(
こ
)
め、沸る湯の音
暢
(
のび
)
やかに、門田の蛙さへ
歌声
(
かせい
)
を添へて、日頃無興にけをされたる胸も物となく安らぎ候まゝ、思ひ寄りたる二つ三つ
渋民村より
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
芝
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
“芝蘭”で始まる語句
芝蘭簿