“しのはら”の漢字の書き方と例文
語句割合
篠原100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは九月のなかばから白面はくめん金毛きんもう九尾きゅうびの狐が那須の篠原しのはらにあらわれて、往来の旅びとを取りくらうは勿論、あたりの在家ざいけをおびやかして見あたり次第に人畜をほふり尽くすので
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それからは霎時しばらくとほざかつてたが、四十一ねんぐわつに、一人ひとり寺尾てらを子安こやす篠原しのはら大網おほあみたる駒岡こまをか諸遺跡しよゐせきぎて、末吉すゑよしかゝつてると、如何いかに、如何いかにである。
はぎが花ずり」(衣がへせんや、わが衣は野原篠原しのはら萩の花ずり)など歌っていた。
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)