“九尾”の読み方と例文
読み方割合
きゅうび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そいつは変だ、俺のところへ来たのは、九尾きゅうびの狐が化けたような、凄い年増だ。——何か、恐ろしい行違いがあるに違いない」
その後の夜には喜平と銀蔵が九尾きゅうびの狐に食われかかったなどと、途方もないことを見て来たように云い触らす者も出来た。
半七捕物帳:43 柳原堤の女 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ただ、いちばんおしまいに来たのだけは、ふるとのさまのおきつねとそっくり、九尾きゅうびきつねでした。やもめさんはこれを聞くと大喜びで、猫に言いました