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しおきば
ふりがな文庫
“しおきば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
処刑場
29.4%
仕置場
29.4%
處刑場
17.6%
刑場
5.9%
刑置場
5.9%
懲役場
5.9%
死刑場
5.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
処刑場
(逆引き)
「よい覚悟だ。——其方ども五人の賊党は、明後日、千住のお
処刑場
(
しおきば
)
において、刑に行われる事に相成ったから、左様心得るがよかろう」
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しおきば(処刑場)の例文をもっと
(5作品)
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仕置場
(逆引き)
袖切坂のあたりは淋しいところで、ことに右手はお
仕置場
(
しおきば
)
です。袖切坂はそんなに大した坂ではないけれど、そこを半分ほど上った時に
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
しおきば(仕置場)の例文をもっと
(5作品)
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處刑場
(逆引き)
三年前、少しばかりの油斷から、
其方
(
そのはう
)
の繩に掛つたが、鈴ヶ森の
處刑場
(
しおきば
)
に引出されるといふ間際になつて、仲間のものの助勢で、首尾よく繩拔けをし、
上方
(
かみがた
)
へ行つて暫らく時節を待つた。
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しおきば(處刑場)の例文をもっと
(3作品)
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刑場
(逆引き)
霜夜の
刑場
(
しおきば
)
とも思われる。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しおきば(刑場)の例文をもっと
(1作品)
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刑置場
(逆引き)
「俺の体を、役立てる仕事は、
千曲川
(
ちくまがわ
)
のお
刑置場
(
しおきば
)
へ坐るほかに、
慥
(
たしか
)
に、もっとしていい事があった。——七十両は、どうせ今に、路頭に迷う父娘へ涙金をくれたと思え」
脚
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しおきば(刑置場)の例文をもっと
(1作品)
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懲役場
(逆引き)
金子の二階からは、石川島の
懲役場
(
しおきば
)
の
灯
(
ひ
)
がひろい闇の中にポチとみえる。秀八は、暗い海へ
面
(
おもて
)
を向けて、じっと何か思いに沈んでいた。
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しおきば(懲役場)の例文をもっと
(1作品)
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死刑場
(逆引き)
八九歳の弱い男の子が、ある城下の郊外の
家
(
うち
)
から、川添いの砂道を小一里もある小学校に通う。途中、一方が
古来
(
こらい
)
の
死刑場
(
しおきば
)
、一方が墓地の其
中間
(
ちゅうかん
)
を通らねばならぬ処があった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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(1作品)
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けいぢやう