“けいぢやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
刑場100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
差出し郡奉行其外掛役々かゝりやく/\へは出立の儀申渡す等其混雜こんざつかなへわくが如くなり茲に又九助は引廻しの馬の上にくゝられ既に相良さがらの城下はづれまで引れ來り今刑場けいぢやうのぞまんとする時江戸の方より來りし早打はやうち侍士さむらひ引止ひきとめられ檢使の役人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
掛しかば仕置掛りの者ども吃驚びつくりなし當日の檢使けんし與力村上權左衞門田中大七の兩人馬より下り立駕籠の前に來りて拙者せつしや共は本多長門守ほんだながとのかみ家來村上權左衞門田中大七と申者今日人殺し科人とがにん水呑村名主九助儀獄門ごくもんの仕置につき檢使けんし申付られ只今刑場けいぢやうのぞむ所に候然るに貴所樣きしよさまには如何の御方にて又何等の御用之あり拙者共を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)