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仕置場
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しおきば
ふりがな文庫
“
仕置場
(
しおきば
)” の例文
途中に
分捕
(
ぶんどり
)
の大砲が並べてある。その前の所が少しばかり
鉄柵
(
てつさく
)
に
囲
(
かこ
)
い込んで、鎖の一部に札が
下
(
さ
)
がっている。見ると
仕置場
(
しおきば
)
の跡とある。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
袖切坂のあたりは淋しいところで、ことに右手はお
仕置場
(
しおきば
)
です。袖切坂はそんなに大した坂ではないけれど、そこを半分ほど上った時に
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「時に、本陣の御主人、拙者は
途次
(
みちみち
)
仕置場
(
しおきば
)
のことを考えて来たが、この辺では竹は手に入るまいか。」
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
けれども、今夜吉良邸へ
斬
(
き
)
りこんだら、それこそ本当に十が十の死だ! 公儀の手に
召捕
(
めしと
)
られて、お
仕置場
(
しおきば
)
へ引きだされたら、どんなことがあっても
免
(
のが
)
れようはない。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
それを越えると浅草町で、それからは家がなくなってお
仕置場
(
しおきば
)
の
小塚原
(
こづかっぱら
)
……
千住
(
せんじゅ
)
となります。
幕末維新懐古談:11 大火以前の雷門附近
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“仕置”で始まる語句
仕置
仕置台