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処刑場
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しおきば
ふりがな文庫
“
処刑場
(
しおきば
)” の例文
旧字:
處刑場
それが、なかなか
入
(
い
)
り込んでいるんです。あの甲州街道の、駒木野のお関所の少し北のところに、お
処刑場
(
しおきば
)
のあとがあるんでございます。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「よい覚悟だ。——其方ども五人の賊党は、明後日、千住のお
処刑場
(
しおきば
)
において、刑に行われる事に相成ったから、左様心得るがよかろう」
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三年前、少しばかりの油断から、その方の縄に掛ったが、鈴ヶ森の
処刑場
(
しおきば
)
に引出されるという間際になって、仲間のものの助勢で、首尾よく縄抜けをし、
上方
(
かみがた
)
へ行ってしばらく時節を待った。
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
あいつらはあの
処刑場
(
しおきば
)
の
円壟
(
まるづか
)
で何をするのだ。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
「そうなると、お
処刑場
(
しおきば
)
もいらなくなるな、おいらの仕事も上ったり、食うことができなくなる」
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
もう
処刑場
(
しおきば
)
へ連れて来られましたわ。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
百姓を斬って、
骨
(
こつ
)
ヶ
原
(
ぱら
)
の
処刑場
(
しおきば
)
の中へ逃げ込んだ神尾主膳は、それと知って思わずギョッとしました。こういう際であるけれども、処刑場ときては、いい気持がしなかったらしい。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“処刑場(
刑場
)”の解説
刑場(けいじょう)とは、死刑を執行する部屋・建物・機関・敷地や、過去に死刑が行われていた場所などを指す。「処刑場」「処刑室」とも表現される。
(出典:Wikipedia)
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“処刑”で始まる語句
処刑
処刑台