“しうしやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
愁傷33.3%
周章33.3%
就床16.7%
愁粧16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つくしたれど定業ぢやうごふのがれ難く母は空敷むなしくなりにけり兵助の愁傷しうしやう大方ならずされなげき甲斐かひ無事なきことなれば泣々も野邊の送りより七々四十九日のいとなみもいとねんごろにとふらひける。
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
横着者わうちやくものだなとは思つたが、役馴やくなれた堀は、公儀こうぎのお役に立つ返忠かへりちゆうのものを周章しうしやうの間にも非難しようとはしない。家老に言ひ付けて、少年二人を目通めどほりへ出させた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
看護婦は表玄關のドアめた。私は教室の方に行くわきの入口から這入つたが、ちやうど時間に間に合つた。九時の就床しうしやう時間で、ミラア先生が生徒たちに就寢の號令を叫んでゐるところだつた。