“ざいせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
在世75.0%
財施25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞぼんやりとすごしまするの、ひにはかれまするやうにりて、かなしかるべきこといまおもふてもらし、わたくし貴郎あなたのほかに頼母たのもしき親兄弟おやきようだいし、りてからちゝらう在世ざいせのさまはたまごと
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
前者、これを財施ざいせといい、後者、これを法施ほうせという。二者ともに慈善なり。医師は人命を救助するをもって、古来「医は仁術なり」と称するも、その実、人の死命を左右し得るにあらず。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)