“ごらうぢう”の漢字の書き方と例文
語句割合
御老中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけたりけるかくて七すけとおうめは家主へあづ粂之進くめのしん揚屋あがりやいり喜八伊兵衞いへゑらうもどされけりさて翌日よくじつ大岡殿登城とじやうありて月番の御老中ごらうぢう松平右近將監殿まつだひらうこんしやうげんどの御逢おあひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いたむる折柄をりから將軍家しやうぐんけ御名代ごみやうだいとして禁裏きんりの御用にて當時御老中ごらうぢう酒井さかゐ讃岐守さぬきのかみ殿中仙道すぢを上り道中諸願を取上領主りやうしゆ役人などの非義非道なることは取調とりしらぶるとのことにて明後日は追分邊おひわけへんお泊りとのうはさ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さても大坂御城代の早打はやうちほどなく江戸へ到着たうちやくし御月番御老中ごらうぢう松平伊豆守殿御役宅へ書状しよじやうを差出せば御同役松平左京太夫殿さきやうだいふどの酒井讃岐守殿さぬきのかみどのを始め自餘の御役人列座れつざの席にて伊豆守殿大坂御城代よりの書面の儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)