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ごじつせん
ふりがな文庫
“ごじつせん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
五十錢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五十錢
(逆引き)
その
時
(
とき
)
の
買物
(
かひもの
)
が
笊
(
ざる
)
一
(
ひと
)
つ。
而
(
さう
)
して「
三十五錢
(
さんじふごせん
)
俥賃
(
くるまちん
)
を
取
(
と
)
られたね。」と、
女房
(
かみさん
)
が
言
(
い
)
ふと、
又
(
また
)
娘
(
むすめ
)
が
傍
(
そば
)
に
居
(
ゐ
)
て、「
違
(
ちが
)
ふよ、
五十錢
(
ごじつせん
)
だよ。」と
言
(
い
)
ふ。
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
家
(
いへ
)
は
何處
(
どこ
)
までも
奇麗
(
きれい
)
にて
見
(
み
)
こみの
好
(
よ
)
ければ、
日
(
ひ
)
のうちには
二人
(
ふたり
)
三人
(
みたり
)
の
拜見
(
はいけん
)
をとて
來
(
く
)
るものも
無
(
な
)
きにはあらねど、
敷金
(
しきゝん
)
三月分
(
みつきぶん
)
、
家賃
(
やちん
)
は
三十日限
(
さんじふにちかぎ
)
りの
取
(
とり
)
たてにて
七圓
(
なゝゑん
)
五十錢
(
ごじつせん
)
といふに
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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(2作品)
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