“ごしんぞさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御新造様55.6%
御新造樣27.8%
御新姐樣11.1%
御新姐様5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其れからみんなして遺骸おからだを、御宅へかついでめえりましたが、——御大病の御新造様ごしんぞさま態々わざ/\玄関まで御出掛けなされて、御丁寧な御挨拶ごあいさつ、すると旦那
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
彼のそゝくさ男を始めとして女中ども一同旦那さま御新造樣ごしんぞさまと言へば、應々おい/\と返事して、男の名をば太吉々々と呼びて使ひぬ。
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いや、おはづかしい、おけるやうなのではござりません、それに夜店よみせひましたので、御新姐樣ごしんぞさま、おれましてはきたなうござります。」
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
先刻さっきの荒物屋が背後うしろへ来て、あの、また変な声で、御新姐様ごしんぞさまや、といいはしまいかと、大抵気をんだ事ではない。……
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
御新姐様ごしんぞさまや)
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)