“こみせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小店84.2%
小見世10.5%
子店5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五六軒ごろくけん藁屋わらやならび、なかにも浅間あさま掛小屋かけこやのやうな小店こみせけて、あなから商売しやうばいをするやうにばあさんが一人ひとりそとかしてた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ひさ駿河屋するがや三郎兵衞と云者ありしが此方こなた新規しんき小見世こみせいひむかふは所に久しき大店なれば客足きやくあし自然おのづからむかふへのみ行勝ゆきがちなれども加賀屋よりもをりにふれては代呂物しろもの融通等ゆうづうとうもなし出入邸でいりやしきあきなひを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
去年から若い者も十五人になり、車坂のほうへ子店こみせも出した。そうして、店をもつとき甲斐の出してやった金を、少しずつ返すようになった。