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ことき
ふりがな文庫
“ことき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
縡切
64.7%
縡
11.8%
絶命
8.8%
小時
5.9%
事切
2.9%
小登喜
2.9%
言消
2.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縡切
(逆引き)
そのさむらいの
面
(
かお
)
は蝋のように変じて、道庵に抱えられながら、虫の息が、ついに断末魔の息となり、やがて眠るが如く
縡切
(
ことき
)
れてしまいました。
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ことき(縡切)の例文をもっと
(22作品)
見る
縡
(逆引き)
匕首
(
あいくち
)
かなんかで一突きに
刳
(
えぐ
)
られ、あッと叫ぶ間もなく
縡
(
ことき
)
れたのにちがいない。この
穏
(
おだや
)
かな死顔を見ると、その辺の消息が察しられるのである。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ことき(縡)の例文をもっと
(4作品)
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絶命
(逆引き)
隊士は
斃
(
たお
)
れた。お千代は仰天し、走寄って介抱したが、もう
絶命
(
ことき
)
れていた。
甲州鎮撫隊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ことき(絶命)の例文をもっと
(3作品)
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小時
(逆引き)
小時
(
ことき
)
来て
柘榴
(
ざくろ
)
を供へ拝みけり
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
ことき(小時)の例文をもっと
(2作品)
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事切
(逆引き)
清行はそれを聞いて恐れ
畏
(
かしこ
)
み、浄蔵に命じて直ちに祈祷を中止せしめたが、浄蔵が病室を退去するや、
須臾
(
しゅゆ
)
にして時平は
事切
(
ことき
)
れてしまった。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ことき(事切)の例文をもっと
(1作品)
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小登喜
(逆引き)
「そんなら
小登喜
(
ことき
)
さ。のぼるよろこびなら縁起もいゝや。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
ことき(小登喜)の例文をもっと
(1作品)
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言消
(逆引き)
泣くのに半ば
言消
(
ことき
)
えて
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ことき(言消)の例文をもっと
(1作品)
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