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絶命
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ことき
ふりがな文庫
“
絶命
(
ことき
)” の例文
「はい。」と文彦は側に打ち仆れている助手の杉田を抱き起して見ると、もうすでに
絶命
(
ことき
)
れて身体は氷のように冷え切っている。
月世界競争探検
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
隊士は
斃
(
たお
)
れた。お千代は仰天し、走寄って介抱したが、もう
絶命
(
ことき
)
れていた。
甲州鎮撫隊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と云っている内におくのは
絶命
(
ことき
)
れましたから、茂之助は只
呆然
(
ぼんやり
)
して暫く考えて居ましたが、ふら/\ッと
起上
(
たちあが
)
って、自分の帯を解いて
竈
(
へっつい
)
の
角
(
かど
)
から釜の蓋へ足を掛けて、
梁
(
はり
)
へ二つ三つ巻きつけ
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“絶命”の意味
《名詞》
絶命(ぜつめい)
何らかの原因により命が絶えること。死ぬこと。
(出典:Wiktionary)
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“絶”で始まる語句
絶
絶間
絶頂
絶望
絶叫
絶巓
絶壁
絶々
絶念
絶対