“ぜつめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
絶命83.3%
絶鳴16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呂宋兵衛るそんべえはぜったい絶命ぜつめい——。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかもあのとおり、若い婦人が頸動脈をみごとに斬られて絶命ぜつめいしている!
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
きれた! ギャーッという絶鳴ぜつめいをあげたわしは、猛然とつばさを一はたきさせて、地上をはなれたかと見るまに、一陣の山嵐をおこした翼のあおりをくって
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大きなつばさで海面をたたいたかと思うまに、ギャーッと一声ひとこえ、すごい絶鳴ぜつめいをあげて、猛然もうぜんと高く飛び上がった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
口アングリひらいて見ていることややしばし、たちまち、鼓膜こまくをつんざくような大鷲おおわし絶鳴ぜつめいとともに、大蛇おろちに巻きしめられていたそうつばさがバサッとひろがったせつな、あたりいちめん
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)