“絶鳴”の読み方と例文
読み方割合
ぜつめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きれた! ギャーッという絶鳴ぜつめいをあげたわしは、猛然とつばさを一はたきさせて、地上をはなれたかと見るまに、一陣の山嵐をおこした翼のあおりをくって
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大きなつばさで海面をたたいたかと思うまに、ギャーッと一声ひとこえ、すごい絶鳴ぜつめいをあげて、猛然もうぜんと高く飛び上がった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
口アングリひらいて見ていることややしばし、たちまち、鼓膜こまくをつんざくような大鷲おおわし絶鳴ぜつめいとともに、大蛇おろちに巻きしめられていたそうつばさがバサッとひろがったせつな、あたりいちめん
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)