“こつずい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
骨髄96.3%
骨髓3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「工夫とては更にござりませぬ、ただこの太刀先につかこぶしも我が身も魂も打込めて、彼が骨髄こつずいを突きく覚悟でござります」
と言うのは、夢中ながら、男を斬った心持が、骨髄こつずいに徹して忘れられん。……思い出すと、何とも言えず、肉が動く、血汐ちしおく、筋が離れる。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのうら骨髓こつずいとほりてそれよりの目横めよこにかさかにか、女髮結をんなかみゆひとめらへて珍事ちんじ唯今たゞいま出來しゆつたいかほつきに、れい口車くちぐるまくる/\とやれば、この電信でんしん何處いづくまでかゝりて、一てうごと風説うはさふとりけん
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)