“げんめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
厳命22.2%
嚴命22.2%
言明22.2%
元明16.7%
眩迷11.1%
玄明5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまも船からの信号で、竹の手足をしばってつれもどれとの厳命げんめいですぜ。ようがすか
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
玄關げんくわんに送り出せしかば生駒家の用人ようにん金子忠右衞門玄關につき今日嚴命げんめいに因て主人生駒大内藏おほくらへ貴君樣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「その結婚はなりません。私は、障害のあることを言明げんめいします。」
元明げんめい天皇平城京に遷都せんとされてより、興福寺、元興寺がんごうじ、薬師寺、大安寺等が次々と建立され、聖武天皇の御代にいたってつい宏大こうだい無双の東大寺が創建される等
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
深遠な推論は眩迷げんめいをきたすものである。司教が神秘な考察のうちに頭をつき込んだしるしは何もない。使徒たる者は大胆なるもいい、しかし司教たるものは小心でなければならない。
藤原玄明げんめいといって、常陸の官衙で、少掾の職にあった男である。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)