“くれがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暮方79.2%
薄暮16.7%
昏方2.1%
晩方2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて又同く十月二十七日の暮方(くれがた)名主用右衞門方へ五六人の侍士來りし故(ゆゑ)用右衞門肝(きも)を冷(ひや)して出迎(むか)ひける所先(さき)に立し者此御(このお)侍士を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ああ、すべて力(ちから)なし。——さらにさらに痛(いた)ましきはかかる青(あを)き薄暮(くれがた)の激(はげ)しき官能(くわんのう)の刺戟(しげき)。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
寒い日の昏方(くれがた)だっけ、下働きのお松という女中に知らされていってみると、伯父さんは頬冠りをした頭からずぶ濡れになって、土蔵の脇にしゃがんでいた
金五十両 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
春の晩方(くれがた)、桜の咲いている寺へお詣りに来た。沢山の人がお詣りに来ている。中には、もうこの世を去った人で、見覚えのある老婆もあった。
過ぎた春の記憶 (新字新仮名) / 小川未明(著)