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くれかた
ふりがな文庫
“くれかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
暮方
66.7%
黄昏方
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暮方
(逆引き)
と無理
強談
(
ごうだん
)
、
折柄
(
おりから
)
暮方
(
くれかた
)
の木蔭よりむっくり黒山の如き大熊が現われ出でゝ、蟠龍軒が振上げた手首をむんずと引ッ
掴
(
つか
)
み、どうと
傍
(
かたえ
)
に引倒しました。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と言つて、有合せの
小柄
(
こづか
)
を褒美に取らせられた。
主人
(
あるじ
)
は殿様のお
賞
(
ほ
)
めに預かつたのだからといつて、その日は一日屋根を這ひ廻つて、日の
暮方
(
くれかた
)
まで下りて来ようとしなかつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
くれかた(暮方)の例文をもっと
(2作品)
見る
黄昏方
(逆引き)
春
(
はる
)
の
彼岸
(
ひがん
)
が
過
(
す
)
ぎて、
桜
(
さくら
)
の
花
(
はな
)
が
散
(
ち
)
ったころ一つの
鉢
(
はち
)
から
真紅
(
まっか
)
な
花
(
はな
)
が
開
(
ひら
)
きました。その
花
(
はな
)
は、あまりに
美
(
うつく
)
しくもろかったのであります。そして、その
日
(
ひ
)
の
黄昏方
(
くれかた
)
、
吹
(
ふ
)
いてくる
風
(
かぜ
)
に
散
(
ち
)
ってしまいました。
青い花の香り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
くれかた(黄昏方)の例文をもっと
(1作品)
見る
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