“きんぎょや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金魚屋83.3%
金魚商16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金魚屋きんぎょやは、その住宅じゅうたく土地とちとを抵当ていとうにして老人ろうじんられて、さいさい立退たちのきをせまられている。怨恨えんこんがあるはずだと、当局とうきょくにらんだのであつた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
今度こんど金魚屋きんぎょやがきたら、もっとおおきいのをってれよう。」と、あにはちょうど、金魚きんぎょ背中せなかひかりかがやいているのをながらいいました。
水盤の王さま (新字新仮名) / 小川未明(著)
八時をすぐれば街はいよいよ熱閙のちまたとなりて、田舎者を待って偽物いかものを売る古道具商ふるどうぐや、女客を招いて恋を占う売卜者ばいぼくしゃ小児こどもを呼ぶ金魚商きんぎょや、労働者を迎うる氷水商こおりみずや
銀座の朝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)