“きふく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キフク
語句割合
起伏75.0%
忌服20.0%
軌幅5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しん一は、おとうと背後うしろからのぞくと、なるほど、星晴ほしばれのしたそらしたくろ起伏きふくする屋根やねして、がるほのおました。
火事 (新字新仮名) / 小川未明(著)
子上を産んだ子思の奥様が離縁になってのち死んだ時、子上のためには実母でありますが、忌服きふくを受けさせませんから、子思の門人が聖人のおしえに背くと思って
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
山路になりてよりは、二頭の馬あえぎ喘ぎ引くに、軌幅きふく極めて狭き車のること甚しく、雨さえ降りて例の帳閉じたればいきもりて汗の車に満ち、頭痛み堪えがたし。
みちの記 (新字新仮名) / 森鴎外(著)