“がんしよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岩漿25.0%
岩礁25.0%
岩鐘25.0%
翫賞25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地震計ぢしんけいもつ觀察かんさつすると、かういふ地下ちかはたらきの所在地しよざいちわかるから、それからして岩漿がんしよう貯藏ちよぞうされてゐる場所ばしよふかさが想像そう/″\せられる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
かくしてとき火山かざん火熱かねつ原因げんいんあるひ言葉ことばへていへば、火山かざんから流出りゆうしゆつする鎔岩ようがん前身ぜんしんたる岩漿がんしよう地下ちか貯藏ちよぞうせられてゐる場所ばしよは、けつしてふかいものではなく
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
友は呆気あつけにとられながら、私の顔をぼんやり見詰めた。私の顔は岩礁がんしようのやうに緊張して居た。
田舎の時計他十二篇 (新字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
岩頸がんけいだつて岩鐘がんしようだつて
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
されば静に象徴詩を味ふ者は、自己の感興に応じて、詩人も未だ説き及ぼさざる言語道断の妙趣を翫賞がんしようし得可し。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)