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かんぜより
ふりがな文庫
“かんぜより”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
観世縒
52.6%
観世捻
21.1%
観世撚
15.8%
紙捻
5.3%
観世捩
5.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
観世縒
(逆引き)
観世縒
(
かんぜより
)
に火を点じて、その火の消えないうちに、命じられたものの名を言って隣の人に手渡す、あの遊戯をはじめた。ちっとも役に立たないもの。はい。
秋風記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
かんぜより(観世縒)の例文をもっと
(10作品)
見る
観世捻
(逆引き)
往時、劇場の作者部屋にあっては、始めて狂言作者の事務を見習わんとするものあれば、古参の作者は書抜の書き方を教ゆるに先だって、まず見習をして
観世捻
(
かんぜより
)
をよらしめた。
十日の菊
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
かんぜより(観世捻)の例文をもっと
(4作品)
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観世撚
(逆引き)
夫
(
それ
)
からは原稿料が手に
入
(
い
)
ると、直ぐ多少余分の送金もして、
他
(
ほか
)
の物を
撚
(
よ
)
っても、
観世撚
(
かんぜより
)
だけは
撚
(
よ
)
って呉れるなと言って
遣
(
や
)
った。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
かんぜより(観世撚)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
紙捻
(逆引き)
と
上
(
あが
)
って見ると、
九尺二間
(
くしゃくにけん
)
の
棟割長屋
(
むねわりながや
)
ゆえ、戸棚もなく、
傍
(
かたえ
)
の方へ
襤褸夜具
(
ぼろやぐ
)
を積み上げ、
此方
(
こちら
)
に建ってあります
二枚折
(
にまいおり
)
の
屏風
(
びょうぶ
)
は、破れて取れた
蝶番
(
ちょうつがい
)
の所を
紙捻
(
かんぜより
)
で結びてありますから
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かんぜより(紙捻)の例文をもっと
(1作品)
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観世捩
(逆引き)
と
観世捩
(
かんぜより
)
が
挫
(
ひしゃ
)
げた
体
(
てい
)
に、元気なく話は戻る……
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かんぜより(観世捩)の例文をもっと
(1作品)
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