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かんじんより
ふりがな文庫
“かんじんより”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
観世撚
33.3%
勧進撚
16.7%
紙子縒
16.7%
肝心綯
16.7%
観世縒
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
観世撚
(逆引き)
その赤塗の表には
名宛
(
なあて
)
も何も書かないで、
真鍮
(
しんちゅう
)
の環に通した
観世撚
(
かんじんより
)
の封じ目に黒い墨を着けてあった。代助は机の上を一目見て、この手紙の主は嫂だとすぐ悟った。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かんじんより(観世撚)の例文をもっと
(2作品)
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勧進撚
(逆引き)
「矢が、これ、折れてやがる。中ほどからぽっきり——はてな。」と
独語
(
ひとりご
)
ちながら、その矢をぐいと引抜いた。わりに短い。と見ていると、矢羽の下に、
勧進撚
(
かんじんより
)
が結んである。
釘抜藤吉捕物覚書:08 無明の夜
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
かんじんより(勧進撚)の例文をもっと
(1作品)
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紙子縒
(逆引き)
その手から、内蔵助の胸へ、ちらと、白い
紙片
(
かみきれ
)
が落ちた。読むとすぐ、内蔵助は、
紙子縒
(
かんじんより
)
にして、
弄
(
もてあそ
)
んでいたが、いつのまにか、何うかしてしまった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かんじんより(紙子縒)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
肝心綯
(逆引き)
爺さんは笑いながら腰から浅黄の
手拭
(
てぬぐい
)
を出した。それを
肝心綯
(
かんじんより
)
のように細長く
綯
(
よ
)
った。そうして
地面
(
じびた
)
の真中に置いた。それから手拭の
周囲
(
まわり
)
に、大きな丸い輪を
描
(
か
)
いた。
夢十夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かんじんより(肝心綯)の例文をもっと
(1作品)
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観世縒
(逆引き)
この絞りの蚊帳というは蚊帳に穴が明いているものですから、
処々
(
ところ/″\
)
観世縒
(
かんじんより
)
で
括
(
しば
)
ってあるので、其の蚊帳を吊り、伴藏は
寝※
(
ねござ
)
を敷き、独りで寝ていて、足をばた/\やっており
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かんじんより(観世縒)の例文をもっと
(1作品)
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