“かんがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
感慨46.5%
灌漑46.5%
旱害4.7%
冠蓋2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
故山に帰る心事 だんだん日本に近づくに従って私は非常の感慨かんがいに打たれて、どうも日本に帰るのがはずかしくなった。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
かれは、去年きょねんきた時分じぶんのことなどをおもしていろいろの感慨かんがいにふけりました。
馬を殺したからす (新字新仮名) / 小川未明(著)
一は上祖師ヶ谷で青山あおやま街道かいどうに近く、一は品川へ行く灌漑かんがい用水の流れにうて居た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
折からのひでりで百姓の家族は皆畑に出て灌漑かんがい用水をいちいち汲み上げては田の中に注いでおる。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
去年きょねん旱害かんがいはいちばんよかったところでもこんな工合ぐあいだったのだ。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
耕地整理こうちせいりになっているところがやっぱり旱害かんがいいねほとんど仕付しつからなかったらしく赤いみじかい雑草ざっそうえておまけに一ぱいにひびわれていた。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
子珍すなわち辺先生を辞し、家に帰って父を見るに、なお息しいるので、火急に酒脯銭財を郊にいたし、祭り、三たびその名を呼ぶと、玄石白馬に乗り、朱衣をけ、冠蓋かんがい前後騎従数十人、別に二人の青衣あって節を執って前引し、呵殿かでんして来り、子珍あいまみえていつに旧時のごとし。