“かいはい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乖背50.0%
改廢25.0%
壊敗25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仮令よしその人とりはどう有ろうとも叔母は叔母、有恩うおんの人に相違ないから、尊尚親愛して水乳すいにゅうの如くシックリと和合したいとこそ願え、決して乖背かいはい睽離きりしたいとは願わないようなものの
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
日本にほん古來こらい地名ちめいを、郡町村等ぐんてうそんとう改廢かいはいとも變更へんかうすることは、ある場合ばあひにはやむをないが、いにしへ地名ちめいいにしへ音便おんびんによつてめられた漢字かんじみだりにいまおん改讀かいどくせしめ
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
このほかいにしへ地名ちめいを、理由りいうなく改廢かいはいした惡例あくれい澤山たくさんある。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
伝統すでに二千年、ときには建武けんむの前後、室町末期のごとき、世風の壊敗かいはい、人心のすさびなど、嘆かわしい一頃ひところはあったにせよ、皇室への臣民の真心にはかわりはなかった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)