“おりめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
織女50.0%
織目37.5%
折目12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晒人さらしては男女ともうちまじり身をきよめる事織女おりめごとくす。さらすは正月より二月ちゆう為業しわざ也。
この町のにぎやかな店々のかっと明るいはてを、縦筋たてすじに暗くくぎった一条ひとすじみちを隔てて、数百すひゃく燈火ともしび織目おりめから抜出ぬけだしたような薄茫乎うすぼんやりとして灰色のくま暗夜やみただよう、まばらな人立ひとだちを前に控えて
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ことに新米は香りが高く、味がおいしく珍しいのに、わざと以前はこの折目おりめの日まで、食事につかうことをさしひかえていたのであった。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
いわゆる五節供ごせっく三節供さんせっくには限らず、九月の秋祭、十月の、その他毎月の日待ひまち月待つきまちまでを、鹿児島県などではみんな折目おりめ節目せちめと呼んでいる。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)