“数百”の読み方と例文
旧字:數百
読み方割合
すひゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
侍女二 長う太く、数百(すひゃく)の鮫のかさなって、蜈蚣(むかで)のように見えたのが、ああ、ちりぢりに、ちりぢりに。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
木戸の方(かた)は一団(ひとかたまり)になりて、数百(すひゃく)の人声推合(おしあ)えり。われはただ茫然としてせむ術(すべ)を知らざりき。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
この町の賑(にぎや)かな店々の赫(かっ)と明るい果(はて)を、縦筋(たてすじ)に暗く劃(くぎ)った一条(ひとすじ)の路(みち)を隔てて、数百(すひゃく)の燈火(ともしび)の織目(おりめ)から抜出(ぬけだ)したような薄茫乎(うすぼんやり)として灰色の隈(くま)が暗夜(やみ)に漾(ただよ)う、まばらな人立(ひとだち)を前に控えて
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)