“おうしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鞅掌53.3%
応劭13.3%
王昇13.3%
応召13.3%
鳳翔6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
警察獄吏の事務に鞅掌おうしょうするようになっても、なおいくぶん往時の声聞僧の名残りを留めていたものと言わねばならぬ。
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
曹操から迎えのため派遣されて付いていた使者の応劭おうしょうは、この兇変に度を失って、わずかな従者と共に危難は脱したが、自分だけ助かったので後難をおそれたか、主君の曹操のところへは帰りもせず
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たれぞと見るに神楽観しんがくかんの道士王昇おうしょうにして、帝を見て叩頭こうとうして万歳をとなえ、嗚呼ああきたらせたまえるよ、臣昨夜の夢にこう皇帝の命をこうむりて、ここにまいりたり、と申す。すなわち舟に乗じて太平門たいへいもんに至りたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「兵曹は応召おうしょうですか」
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
摩耶まや霧島きりしま榛名はるな比叡ひえい竜城りゅうじょう鳳翔おうしょうの両航空母艦をしたがえ、これまた全速力で押し出し、その両側には、帝国海軍の奇襲隊の花形である潜水艦隊が十隻
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)