“竜城”の読み方と例文
読み方割合
りゅうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを見て取った我が竜城りゅうじょうに属する三六式戦闘機隊は、二十四機が翼を揃えて、見る見るうちにカーチス機隊の上空を指して急行した。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
敵の遺棄屍体したい三千余。連日の執拗しつようなゲリラ戦術に久しくいらだち屈していた士気がにわかにふるい立った形である。次の日からまた、もとの竜城りゅうじょうの道にしたがって、南方への退行が始まる。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
摩耶まや霧島きりしま榛名はるな比叡ひえい竜城りゅうじょう鳳翔おうしょうの両航空母艦をしたがえ、これまた全速力で押し出し、その両側には、帝国海軍の奇襲隊の花形である潜水艦隊が十隻
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)