“りゅうじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
竜驤30.0%
竜城20.0%
柳城20.0%
劉丈10.0%
柳条10.0%
龍驤10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その他哥舒翰かじょかんがその馬せき将軍の背に朝章ちょうしょうを加え、宋徽宗きそうがその馬に竜驤りゅうじょう将軍を賜うたなど支那にすこぶる例多いが
敵の遺棄屍体したい三千余。連日の執拗しつようなゲリラ戦術に久しくいらだち屈していた士気がにわかにふるい立った形である。次の日からまた、もとの竜城りゅうじょうの道にしたがって、南方への退行が始まる。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
かくて、ようやく夷狄の大将冒頓ぼくとつ柳城りゅうじょう(遼寧省)へ接近した。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昨夜お手にかかって貴邸に捕われたと聞く劉丈りゅうじょうは、わが家の身寄りにて、最近、済州さいしゅうから来た者です。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「なんだ、当人は、鄆城県うんじょうけんの張三だといい、花栄の手紙には、済州さいしゅう劉丈りゅうじょうとある、察するに、どっちみち出たらめだろう。なに、使いが待っておると。返辞はないッ。追っ返せ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
跣足はだし柳条りゅうじょうに魚のあぎと穿うがった奴をぶらさげて川からあがって来たらしい漁夫もあり、柳がところどころに翠烟すいえんめている美しい道路を、士農工商樵漁しょうぎょ、あらゆる階級の人〻が右徃左徃うおうさおうしている。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
帳前左護衛使龍驤りゅうじょう将軍 関興
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)