“太平門”の読み方と例文
読み方割合
たいへいもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たれぞと見るに神楽観しんがくかんの道士王昇おうしょうにして、帝を見て叩頭こうとうして万歳をとなえ、嗚呼ああきたらせたまえるよ、臣昨夜の夢にこう皇帝の命をこうむりて、ここにまいりたり、と申す。すなわち舟に乗じて太平門たいへいもんに至りたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)