“いったん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一旦83.2%
一端10.3%
一反3.9%
一箪1.9%
一担0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、一旦はもうを打つたんですが、近所が去年焼けたもんですから、又なんだかごたいて……。一体どうなるんでせうかねえ。
赤い杭 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
この遺憾を補う一端として、最近読んだ書籍の中から、西洋にもあり得た実例の一例として、その要領だけを引き抜いてみることにしよう。
不吉の音と学士会院の鐘 (新字新仮名) / 岩村透(著)
或いは親々はそれがあまりに嬉しいので、ちょうどその一反の織り上がる頃には、自然に快く死んでしまう気にもなったろうかと思うばかりである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
といって、権門にびる徒輩の滔々として横行する澆季を歎じているが、一箪一瓢の飲に満ち足りる沢庵にとって、公界は或いは苦界と見えたかも知れない。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其長姉Y女も、私共の外遊前二年足らず私共の為に働いてくれたのでした。S女に相談すると、翌日の夕、彼女の長兄のI君が一担の食糧を運んでくれました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)