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いくじつ
ふりがな文庫
“いくじつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幾日
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾日
(逆引き)
魂祭
(
たままつ
)
り過ぎて
幾日
(
いくじつ
)
、まだ
盆提燈
(
ぼんぢようちん
)
のかげ薄淋しき頃、新開の町を出し棺二つあり、一つは
駕
(
かご
)
にて一つはさし
担
(
かつ
)
ぎにて、駕は菊の井の隠居処よりしのびやかに出ぬ、大路に見る人のひそめくを聞けば
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「お、お、
周南
(
しうなん
)
よ。
汝
(
なんぢ
)
、
月
(
つき
)
の
幾日
(
いくじつ
)
にして
當
(
まさ
)
に
死
(
し
)
ぬべきぞ。」
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
魂祭
(
たまゝつ
)
り
過
(
す
)
ぎて
幾日
(
いくじつ
)
、まだ
盆提燈
(
ぼんぢようちん
)
のかげ
薄淋
(
うすさび
)
しき
頃
(
ころ
)
、
新開
(
しんかい
)
の
町
(
まち
)
を
出
(
いで
)
し
棺
(
くわん
)
二つあり、一つは
駕
(
かご
)
にて一つはさし
擔
(
かつ
)
ぎにて、
駕
(
かご
)
は
菊
(
きく
)
の
井
(
ゐ
)
の
隱居處
(
いんきよじよ
)
よりしのびやかに
出
(
いで
)
ぬ、
大路
(
おほぢ
)
に
見
(
み
)
る
人
(
ひと
)
のひそめくを
聞
(
き
)
けば
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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(3作品)
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