“いきの”の漢字の書き方と例文
語句割合
生延100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
技術員たちより、一日か二日生延(いきの)びるだろうが、やがて、同じ運命に陥るのはわかり切っている。
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)
而(さう)して死(し)が各人(かくじん)の正當(せいたう)な終(をはり)であるとするなれば、何(なん)の爲(ため)に人々(ひと/″\)の死(し)の邪魔(じやま)をするのか。假(かり)にある商人(しやうにん)とか、ある官吏(くわんり)とかゞ、五年(ねん)十年(ねん)餘計(よけい)に生延(いきの)びたとして見(み)た所(ところ)で、其(そ)れが何(なん)になるか。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
虹の目玉だ、やあ、八千年生延(いきの)びろ、と逆落(さかおと)しの廂(ひさし)はづれ、鵯越(ひよどりごえ)を遣(や)つたがよ、生命(いのち)がけの仕事と思へ。鳶(とび)なら油揚(あぶらげ)も攫(さら)はうが、人間の手に持つたまゝを引手繰(ひったぐ)る段は、お互に得手(えて)でない。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)