“あるへいたう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
有平糖80.0%
有平樣20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さな有平糖あるへいたうのやうな美しい赤と青のぶちの苹果を、お父さんはこどもに持たせました。
氷と後光 (旧字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
昌黎しやうれいいろはげましてしかつていはく、かくごときは、そも/\如何いかなることぞと、うばつてこれれば、しな有平糖あるへいたうかけらごとくにして、あらず、うつくしきもゝ花片はなびらなり。たなそこおとせば、ハラハラとひざる。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
さがすがいゝ。黒衣があつたら念入りに見るんだぜ。それから道化の衣裳——有平樣あるへいたうのやうなかみしもがもう一と揃ひある筈だ。それも見て來るがいゝ