トップ
>
茂作
ふりがな文庫
“茂作”の読み方と例文
読み方
割合
もさく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もさく
(逆引き)
年代にすると、黒船が
浦賀
(
うらが
)
の港を
擾
(
さわ
)
がせた
嘉永
(
かえい
)
の末年にでも当りますか——その母親の弟になる、
茂作
(
もさく
)
と云う八ツばかりの男の子が、重い
痲疹
(
はしか
)
に
罹
(
かか
)
りました。
黒衣聖母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
多摩川
(
たまがわ
)
縁
(
べり
)
になった
調布
(
ちょうふ
)
の在に、
巳之吉
(
みのきち
)
という若い
木樵
(
きこり
)
がいた。その巳之吉は、毎日
木樵頭
(
さきやま
)
の
茂作
(
もさく
)
に
伴
(
つ
)
れられて、多摩川の
渡船
(
わたし
)
を渡り、二里ばかり離れた森へ仕事に通っていた。
雪女
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
大工の
兼公
(
かねこう
)
と
肴屋
(
さかなや
)
の
角
(
かく
)
をつれて、
茂作
(
もさく
)
の
人参畠
(
にんじんばたけ
)
をあらした事がある。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
茂作(もさく)の例文をもっと
(4作品)
見る
茂
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“茂”で始まる語句
茂
茂木
茂吉
茂助
茂庭周防
茂山
茂徳
茂林寺
茂庭
茂兵衛
検索の候補
与茂作
美濃屋茂二作
“茂作”のふりがなが多い著者
小熊秀雄
夏目漱石
田中貢太郎
芥川竜之介