“調布”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうふ50.0%
たづくり20.0%
てうふ20.0%
テヅクリ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「へ? わっしですかい。へえ、やはり、その、その、関東でございます。はい、関東でございます——関東は、関東は、ええと、調布ちょうふのはしで、へえ」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
多摩川にさらす調布たづくりさらさらに何ぞさらりと棄てて去りにし
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
調布てうふ街道を入つた狛江こまえ村、昔から高麗こま人のすゑが傳へた、秋祭の傅統がその頃まで殘つて居て、江戸では見られぬ異國的な盛大さが觀物だつたのです。
此際、内蔵寮から上社・下社へ、阿礼の料として、五色の帛六疋、阿礼を盛る筥八合並びに、布の綱十二条を作る料として、調布テヅクリ一丈四尺を出す(内蔵式)ことになつてゐる。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)