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調布
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ちょうふ
ふりがな文庫
“
調布
(
ちょうふ
)” の例文
「へ? わっしですかい。へえ、やはり、その、その、関東でございます。はい、関東でございます——関東は、関東は、ええと、
調布
(
ちょうふ
)
のはしで、へえ」
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「一度は店へ帰ったが、いや気がさしたものか、暇を取って在所の
調布
(
ちょうふ
)
へ帰ったようですよ」
銭形平次捕物控:133 井戸の茶碗
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
多摩川
(
たまがわ
)
縁
(
べり
)
になった
調布
(
ちょうふ
)
の在に、
巳之吉
(
みのきち
)
という若い
木樵
(
きこり
)
がいた。その巳之吉は、毎日
木樵頭
(
さきやま
)
の
茂作
(
もさく
)
に
伴
(
つ
)
れられて、多摩川の
渡船
(
わたし
)
を渡り、二里ばかり離れた森へ仕事に通っていた。
雪女
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
お三の父親の友蔵は、四年ほど前までは
布田
(
ふだ
)
の
宿
(
しゅく
)
で多摩川の漁師をしていました。布田は府中よりも一里二十三丁の手前で、こんにちでは
調布
(
ちょうふ
)
という方が一般に知られているようです。
半七捕物帳:68 二人女房
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
儂は少くも永住の形式を取って村の生活をはじめたが、果して
此処
(
ここ
)
に永住し得るや否、疑問である。新宿八王子間の電車は、儂の
居村
(
きょそん
)
から
調布
(
ちょうふ
)
まで已に土工を終えて鉄線を敷きはじめた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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はずんだところで
調布
(
ちょうふ
)
あたりから料理を呼んでの
饗宴
(
ふるまい
)
は、唯親類縁者まで、
村方
(
むらかた
)
一同へは、婿は紋付で組内若くは親類の男に連れられ、軒別に手拭の一筋半紙の一帖も持って挨拶に廻るか
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
調
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“調布”で始まる語句
調布町
調布上石原