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黄肌鮪
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きはだ
ふりがな文庫
“
黄肌鮪
(
きはだ
)” の例文
その
眞下
(
ました
)
に、
魚屋
(
さかなや
)
の
店
(
みせ
)
があつて、
親方
(
おやかた
)
が
威勢
(
ゐせい
)
のいゝ
向顱卷
(
むかうはちまき
)
で、
黄肌鮪
(
きはだ
)
にさしみ
庖丁
(
ばうちやう
)
を
閃
(
ひらめ
)
かして
居
(
ゐ
)
たのは
偉
(
えら
)
い。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
柳町の裏長屋で……魚頭も鱗もない、
黄肌鮪
(
きはだ
)
に弱った事は、——
前刻
(
さき
)
に言った通りです。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
……
馳走酒
(
ちそうざけ
)
のひどいのをしたたか飲まされ、こいつは
活
(
いき
)
がいいと強いられた、
黄肌鮪
(
きはだ
)
の刺身にやられたと見えて、
家
(
うち
)
へ帰ってから煩った、思い懸けず……それがまた十何年ぶりかで
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
が、何分にも、
餒
(
あざ
)
れた
黄肌鮪
(
きはだ
)
鬢長鮪
(
びんなが
)
が
可恐
(
おそろ
)
しい。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
鮪
漢検準1級
部首:⿂
17画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈